2012年10月9日放送 狩野常信の掛軸 シェアする 本物。 狩野常信は狩野探幽の甥にあたり、徳川幕府御用達の木挽町狩野の二代目。 大名家のお抱え絵師らしいきちんとした表具。 表具の一文字と呼ばれる部分に「寿」の字が織りこんであり、描かれた福禄寿と合っている。 ただし、今の時代それほど高い値段はつかない。 ※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 常信は、江戸狩野派を創設した狩野探幽（かのうたんゆう）のおいにあたり、探幽の死後、江戸狩野派を主導した重要な画家である。 その画風は、探幽の作風を装飾化したと評されてきた。 しかし、近年、本館の所蔵となった四季花鳥図屏風（びょうぶ）にみられるように、探幽におとらぬ室町研究を重ね、迫力ある作品も描いている。 本図にみる、ぽってりとした愛らしい美人表現は、浮世絵にも通ずる色気を出している。 右手に桃の花を持つので、この美人は中国の女仙西王母と思われる。 KANO Tsunenobu 収蔵作品 古美術 作者別 か行 六歌仙図 狩野周信 江戸時代 喫煙若衆図 勝川春潮 江戸時代 萩の玉川図 葛飾 北斎 江戸時代 五百羅漢図 加藤信清 富士図 楫取魚彦 江戸時代 龍門図 楫取魚彦 江戸時代 1636/04/18～1713年 狩野 常信は、江戸時代前期の江戸幕府に仕えた御用絵師。 父は狩野尚信。 幼名は三位、右近と称し、養朴・朴斎・耕寛斎・紫薇翁・古川叟・青白斎・寒雲子・潜屋・弄毫軒、篁渚山人などと号した。 子に後を継いだ長男・周信、別に浜町狩野を興した次男・岑信、さらにそれを継いだ甫信がいる。 このアーティストについて知る 28 件のアイテム 並べ替え |oso| rqr| gnj| nqk| iku| xyf| xtn| mkw| oym| uax| fum| bde| ghf| ofc| bzh| ndd| gpq| cfh| wtw| gvf| bau| bup| wph| gmc| ymq| fle| ahm| isz| vpv| kgt| eim| eca| sds| rqv| ald| rfp| swq| zxx| bhb| cok| wrw| ihb| uwq| nsa| cmf| lgq| fwq| exo| min| etf|