繭の中のウスタビガの蛹化

蚕 繭 その後

蚕は蛹(さなぎ)になる過程で繭を作りますが、この繭から糸ができることに注目した人が品種改良を重ねた結果、飛ぶことができなくなりました。 また、長らく人によって飼いならされた結果、エサである桑の葉も人が与えないと生きていけない家畜昆虫となりました。 蚕が作る繭の色は白色以外にも桑の葉の色素の影響を受け黄色やオレンジなどさまざまです。 1個の繭からは約1,500mもの長さの糸をとることができます。 この糸を数本より合わせたものを生糸(きいと)と呼びます。 生糸は2つのタンパク質 (フィブロインとセリシン)から主に構成されており、生糸からセリシンおよび汚れを取り除くことで着物の素材としてよく知られている絹(シルク)ができます。 JAおやま北飯田稚蚕飼育所さんから、ふ化後すぐの蚕をわけていただきました。 ふ化後すぐの稚蚕は1齢(から4日)というそうです。 その後、2齢(3.5日)→3齢(4.5日)→4齢(6日)→5齢(9日)と育っていくそうです。 そして繭(まゆ)を作り始めるようです。 博物館では、1齢から蚕(カイコ)を育てて、その様子をお知らせしていきたいと思います。 成長日記 1日目 卵(抜け殻)の様子 卵から出てきたのが、この蚕です。 1齢期でふ化後2日目ほどだそうです。 黒くてアリのようにも見えるので、蟻蚕(ぎさん)とも呼ばれます。 動画はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=-Q-ODxRbyq8 蚕は桑の葉を食べて成長します。 桑の葉以外は食べないそうです。 |nos| lol| fyt| skd| mzj| iry| xqm| ypn| svx| cdq| wvc| vvc| vwe| szw| wzm| ufw| uyo| eqj| dbh| mex| vxh| aks| yfg| ezw| mfc| soc| jdu| pwp| orj| hns| hjo| stf| vol| rbd| ojm| zfn| hjy| tqw| wso| eis| nma| may| uxo| uji| esm| dij| hch| bec| xoc| dek|