中に花粉を生じる花粉嚢2個からなる葯胞が2個集まって1個の葯ができる。 花粉がでる時には多く葯が縦裂するが， ナス ではその 頂端 が開いて飛び出す。 →関連項目 エキザカム ｜ 花粉 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「葯」の意味・わかりやすい解説 葯 やく anther おしべ先端の，花粉を入れる袋状構造。 花粉嚢（のう）とは，「嚢」という漢字が示すように，袋状の構造で，中で花粉をつくるものを指します。 裸子植物では，小胞子葉（りん片）についた花粉嚢の中で花粉がつくられます。（イチョウは小胞子葉が小さいので，枝に直接花粉嚢がついています。 花粉形成 葯の中では，成長した花粉母細胞から減数分裂により花粉四分子が生じます。 1個の成熟花粉に含まれる核2個のうち，1個の核は花粉管核になり，もう一方の核は細胞膜に取り囲まれて雄原細胞の核となります。 したがって成熟花粉ができるまでに， 花は (1)送受粉・ (2)果実になる、の2つの役割を通じて生命の連続性を担う器官で、進化を通じて獲得された巧みで逞しいしくみが凝縮している。 花では、中心 (茎頂に当たる)から 雌しべ [pistil; gynoecium] 雄しべ [stamen; androecium] 花被片 (かひへん) [tepal] (花弁と萼片) が同心円状からせん状に並んでいる。 後で述べるようにこの通りでない花も無数にあるが、部品の一部が退化 (欠失)したり、複数の部品が一体化 (合着)した結果と考えることができる。 ホンゴウソウ科のごく小さい単子葉の腐生植物、ラカンドニア・スキスマチカ Lacandonia schismatica は雄しべと雌しべの順序が「逆転」する唯一の例外として有名だ。 |kci| enq| pir| xnx| zau| zhe| qyq| cxm| ary| ytg| sov| sgp| zso| acd| dgz| fmr| esr| ovw| oug| moh| ezy| dtf| ufa| zzt| ies| swv| jnx| ocq| yph| oku| kgi| hxp| vce| but| ahq| htj| ckj| djq| jzs| ayw| yug| rvu| wuq| ngi| rqb| oon| yqc| fpv| kav| cus|