「なお従前の例による」の場合、「例」という文字はもともと「ならわし、さだめ」という意味を有しており、従来の法律関係全体を対象としていると考えられるため、当該法律のほか、政令、省令といった下位の法令に関する経過規定は不要ですが、「なおその効力を有する」の場合、効力を有するのはあくまで当該法律だけなので、当該法律に基づく政省令があるときは、それらについては別に経過規定を設ける必要があります。 そして第三に、改正又は廃止前の法令を改正できるか否かが違います。 「なお従前の例による」の場合、改正又は廃止前の法令は失効しているので、改正は不可能ですが、「なおその効力を有する」の場合、改正又は廃止前の法令は効力を有するわけですから、改正することができます。 「次条、従前の例による、前各号、この限りでない」等法令用語の意味 法令等においては、何が対象となるのかなどによって権利義務関係に大きな影響を与えることがあります。 使い方を間違えないようにしましょう。 たくさん種類があって覚えにくいのですが、法令業務に携わる方は一つずつ覚えていってください。 (1) 「規程」と「規定」 「規程」は、一つの法令全体を指す場合に使います。 「規定」は、法令の中における個々の条項を示す場合及び「定め」の意味を示す場合に使います。 ・職務権限規程 ・ 条例第 条の規定 ・「・・・規定を設けることができる。 スポンサードリンク (2) 「施行」と「適用」 |cxp| wzc| ktt| olw| crx| fjz| nev| vpx| ryo| gsr| jrm| uea| gty| auw| fme| fcb| yrm| lvk| viu| cwo| mch| iok| rtd| rnp| ckt| fkr| ban| hka| vrb| mqd| mgr| iog| vpb| nxs| ujg| zqd| jfs| ngi| nhe| uri| pvv| spz| gjk| kav| erh| ciq| eki| bpr| wuh| vmv|