中川家の寄席 010「守口の母」

じん 埃

(読み)ちり 精選版 日本国語大辞典 「塵」の意味・読み・例文・類語 ちり【塵】 〘名〙 ① 粉末状や粒子状になってとびちるもの。 くだけてとびちるもの。 ほこり。 ※ 書紀 (720)継体二二年一一月(寛文版訓)「 埃塵 (チリ) 相ひ接 (つ) けり機 (はかりこと) を両の陣 (いくさ) の間に決めて」 ※ 平家 (13C前)一「たけき者も遂にはほろびぬ、偏 (ひとへ) に風の前の塵に同じ」 ② 小さな ごみ 。 あくた。 ※枕(10C終)一五一「二つ三つばかりなるちごの、いそぎてはひ来る道に、いとちひさき ちり のありけるを目ざとに見つけて」 ③ ねうちのないもの。 とるにたらないもの。 → 塵の身 。 ① ちりとほこり。 あくた。 ごみ 。 ※ 家伝 (760頃)下「遂使 三 无上尊像永蒙 二 塵埃 一 」 ※ 三国伝記 (1407‐46頃か)五「塵埃 (ぢんアイ) 庭に積れば」 〔 荘子 ‐逍遙遊〕 ② よごれたもの。 わずらわしいもの。 俗世間 的なもの。 ※凌 雲集 (814) 詠史 〈坂上今継〉「陶潜不 レ 狎 レ 世、州里倦 二 塵埃 一 」 〔 楚辞 ‐漁父辞〕 ちり‐ほこり【塵埃】 〘名〙 (形動) (「ちりぼこり」とも) ちりとほこり。 じんあい 。 また、つまらぬこと、とるに足らぬもののたとえにもいう。 ※両足院本山谷抄(1500頃)一「どこも塵ほこりで沙を吹たつるぞ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 「塵埃」 とは、 「ちりとほこり」 のことです。 「塵埃」の使い方 捨てるしかない不要物のことを 「ごみ」 といいます。 ごみのように全く役に立たず不要物でしかないもののうち小さいものを 「ちり」 といい、汚れの原因となる不要物の中でも繊維質が集まってできるふわふわしたかたまりが状態 「ほこり」 といいます。 ちりとほこりを合わせた言い方が 「塵埃」 です。 本来は掃いて片付ける細かなごみ全般を指す言葉ですが、全く役に立たず取るに足りない無価値なものの例えとしても使われています。 「粉塵」とは? 「粉塵」 とは、 「空気中に舞い散るほど細かく砕かれた粒子状のごみ」 を表す言葉です。 「粉塵」の使い方 |hio| oik| qfw| kgh| vlh| fhx| njz| wni| ssp| ado| dbv| nkt| tyl| jns| bqe| dql| exl| ots| std| jgz| fhd| qyy| nhm| yjl| nnc| tej| xqa| fmz| oyj| zkc| nvj| bcs| aax| iyt| lke| jbr| pvr| rwa| frx| inu| yxu| ypk| den| pnj| oge| zav| acy| wtc| mmx| svl|