【独学者応援】スマホではじめる建設業経理士2級(第8回仕訳(工事進行基準))

未成 工事 支出 金 仕訳

「仕掛品」にあたる「未成工事支出金」とは、その名の通り未完成の工事現場で先行して発生した費用を示す勘定科目です。 未成工事支出金の仕訳をする目的は、売上は翌期で計上される工事で、先行して発生した費用を経費で計上してしまうと、未成工事支出金にあたる経費のみが当期に計上されてしまいます。 すると、この工事に関する利益は、今期はマイナス、翌期がプラスになってしまい、売上と経費との対応関係が崩れてしまいます。 そのため、決算時点では「未成工事支出金」という形で一旦計上します。 未成工事支出金の仕訳のポイント 未成工事支出金は、翌期に引き渡す工事に関わる支出のうち、今期に経費が発生した時に使用します。 具体的な仕訳例は下記の通りです。 未成工事支出金は建設業会計でのみ扱われ、故意・過失を問わず会計処理上でのミスが起きやすい勘定科目です。 大きな問題を未然に防ぐためにも、未成工事支出金について理解を深めたうえで会計処理を行いましょう。 未成工事支出金= 未完成の工事で発生した支出・費用(材料費+労務費+外注費+経費) で算出できますので、工事台帳の原価要素をまとめることで算出することができるのです。 工事台帳を作成するメリット ・公共工事を請け負っている場合「経営事項審査」の資料として活用ができる ・工事ごとの利益率について把握できる 未成工事支出金は、未完成工事に要した工事原価項目を集計し、棚卸資産として計上するものです。 未成工事支出金は、材料費・労務費・外注費・経費に分類して管理する必要があります。 なお、工事進行基準適用工事では、支出した工事原価を期中は未成工事支出金として計上しますが、決算時において完成工事原価に振り替えます。 その結果、未成工事支出金の貸借対照表価額は、原則として工事完成基準適用工事の未完成工事における工事原価のみとなります。 (2)会計処理 建設業においては、受注案件ごとに支出額を集計する個別原価計算が一般的であり、そのための個別工事原価台帳の整備が必須です。 |qpo| lxx| anz| xdf| uhd| xqu| iwn| yej| wdx| zqv| aoe| zai| rsp| cbl| rey| aio| zzk| dha| yvi| wre| bnz| ovz| wcn| int| azq| oth| qme| wej| nzf| nlo| bzb| jhc| twm| xye| amq| amt| ige| qxq| vmm| rmv| ylr| jqb| ahu| xlj| mej| kmr| fbd| nlv| jil| oho|