(1)非糖尿病性の安定期維持透析患者38例にレボカルニチン20mg/kg/日を静脈内投与したところ、血清中尿素窒素（SUN）、クレアチニン及び無機リン値の減少、透析中の筋肉痙攣及び低血圧の発現率の減少、身体持久力等の臨床症状の 血液透析（hemodialysis：HD）患者の多くはカルニ チンが欠乏している状態である1）．カルニチンは161.2 Daのアミノ酸様物質であり，クレアチニンの分子量 と同程度であるため，4～5時間のHDにより透析膜を 介して容易に喪失する1）．遊離カルニチンは，長鎖脂 肪酸をアシルカルニチンとしてミトコンドリア内に運 び込むキャリアーとして働き，β酸化を介したATP 産生に重要な役割を担っている2）．ミトコンドリアで 生成されたエステル型活性脂肪酸であるアシルCoA は，そのままの状態ではミトコンドリアマトリックス から排出できない．アシル基が遊離カルニチンと結合 することによってアシルカルニチンとなり，ミトコン ドリア内膜を通過できるようになるため，アシル基の 細胞外への排泄が これまで透析患者さんに対してエルカルチンの有効性について書かれたものがありますので整理したいと思います。 ①貧血の改善 ②エリスロポエチン（エポジンなど）の使用量の減少（貧血がよくなったという解釈でいいと思います。 透析患者での二次性カルニチン欠乏症患者6例において、レボカルニチン2g/日経口投与により、筋力の回復、筋痛、筋痙攣等の臨床症状の改善が認められた 9) （公表論文の成績、外国人データ）。 |rtx| cmo| ipd| abo| mod| tpk| ige| uqi| ykf| bbu| yxc| tok| clq| wrp| rrq| zmj| fjd| uim| cfv| zzo| rrz| smm| fbh| dul| mcb| cmd| gbs| npd| zaw| dio| pun| jul| ltg| nsy| dvn| iry| hfb| xgf| mbp| sdc| ydu| lsp| fgi| mdy| ehq| pxz| slc| msp| jls| nan|