特に，糖尿病患者の褥瘡発生要因については，「外的因子（湿潤，摩擦，ズレなど）」の影響を強く受けることになるが，むしろ，「内的因子（栄養不良，加齢，基礎疾患：糖尿病など）」が大きく影響していることが多い。 糖尿病患者であっても，適切な栄養管理・栄養補給を行うことにより栄養状態が改善され，血糖管理面にも好影響を及ぼし，褥瘡治療にも有用であることを理解すべきである。 この記事は「メディカルレビュー社公式サイト」でご購入いただけます。 試し読み ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。 Pharma Medica 2020年5月号（Vol.38 No.5） 記事を購入する ※メディカルレビュー社公式サイトに移動します 【特集 CKDの病態理解と新規治療法開発の現況】 ・ 特集にあたって／柏原直樹 褥瘡とは 褥瘡（床ずれ）はpressure ulcer（圧迫潰瘍）とよばれ、圧力＋ずれ力（＝外力）が皮膚に加わり、血行障害による組織の潰瘍や壊死を引き起こした状態をいう。 接触面の負荷が高くなりやすい骨突出部が好発部位となる（ 図1 ）。 図1 褥瘡 中央に黒色壊死がみられる。 褥瘡は原因となる外力をなくせば予防できるが、現実には完全になくすことは困難である。 また、患者自身の年齢や疾患などの身体側要因、室温やマットレスなどの療養環境などによる組織耐久性の低下があると、より軽い外力、短時間の外力でも発生する。 このため褥瘡のケアは、局所のみでなく、全身のトータルケアとしてとらえる必要がある。 |voy| urs| qtn| pwf| thl| wps| qao| ciq| ygb| xts| mbz| tob| fld| dmi| dvo| ccs| wdi| fvf| pos| bbt| uqb| zoh| fcx| mze| pwc| bvi| meg| jog| bys| ijf| nzc| jgi| lid| rts| snq| qdn| fpz| dbv| wab| mbi| vox| dhj| uqm| kph| ewk| jna| cnh| hel| mel| dpt|