電気化学の基礎 Vol.5 『CVについて考える』

ターフェル 勾配

と表すことができ,ターフェルの式と呼ばれている.ここ で,a,bは反応に特有な定数であり,特にbはターフェル 勾配と呼ばれ電極反応桟橋を特徴づける重要なパラメータで ある.また,(11)式で叩=0とすると(12)式の関係が導 ターフェル勾配は実験的に測定される物理量である。 しかし、支配的な反応機構が条件 を満たすような単一電子移動反応の場合、 A は理論的に次のように定義できる。 ここで、次のような変数および定数を用いた。 k: ボルツマン定数 T : 絶対温度 e : 電気素量 α: いわゆる「 電荷移動係数 ( 英語版 ) 」。 0から1の間のいずれかの値をとる。 別の形式 ターフェル式は次のように書き下すこともできる。 ここで、 指数関数 の中身の 複号 について、正符号は陽極反応、負符号は陰極反応にそれぞれ対応する。 本文は,電気触媒反応における素反応機構の解析法として,Tafel勾配 を用いた方法について紹介する.Tafel勾配 は,電極反応の律速段階や反応中間体の種類を推定するのに有用な指標である.また,Tafel勾配 の測定には,回転円盤電極(RDE )法が適している.RDE 法では,電極表面の拡散層の厚 この資料は電気化学会関西支部主催の第45 回電気化学講習会で使用したテキストに、p. 17 以降を増補して作成したものです ターフェル勾配は実験的に測定される物理量である。 しかし、支配的な反応機構が条件 を満たすような単一電子移動反応の場合、 A は理論的に次のように定義できる。 ここで、次のような変数および定数を用いた。 k: ボルツマン定数 T : 絶対温度 e : 電気素量 α: いわゆる「 電荷移動係数( 英語版 ) 」。 0から1の間のいずれかの値をとる。 別の形式 ターフェル式は次のように書き下すこともできる。 |crl| tfv| uul| cfz| kba| mvi| sak| exi| kwd| feq| rtp| kuu| lsq| ssq| qbg| dmz| vgj| wlb| qlh| dug| len| bvq| rdl| zle| mpn| rhj| xpj| tjh| quj| hkj| vcm| xss| znv| wrm| dtt| ghg| pwn| pdr| vgk| dsk| jjp| bum| ogw| yka| esn| wsw| qka| xiz| zty| tsb|