これら4 属の内,2 社の教科書に掲載されているアオミドロ属(Genus Spirogyra)は,真核細胞が糸状に連結した群体を形成する多細胞生物であり(図1),広義の車軸藻(シャジクモ)綱に含まれる(千原,1999 ;井上,2006)。 アオミドロは,葉緑体が細胞壁に沿ってらせん状に回転し,光合成色素としてクロロフィルaを多く含むため鮮やかな緑色を呈し,細胞表面にぬめりがある(山岸,1999,p.284―285)。 群体には仮根が形成され(図2),これで石面等の基質に付着して生育する(Inoue et al., 1999;Nozaki,2010)。 生殖以外にも細胞の浸透圧と原形質分離との関係,光合成による気泡生産の実験に教材として取り上げられることが多い。 *椙山女学園大学教育学部 アオミドロは身近な環境で大増殖することがあり、問題視されることがある。 またアオミドロは学校教育における顕微鏡観察、 有性生殖 観察、 光合成 実験の材料として用いられることもある [3] [4] 。 特徴 形態 藻体は多数の 細胞 が単列につながった糸状体であり、分枝しない [1] [5] (下図1a)。 糸状体の一端に付着器 (仮根) を形成し基物に付着していることもあるが、しばしば付着せずに浮遊している [1] 。 細胞は円筒形、直径 10 µm 程度のものから 200 µm 以上になるものまで多様だが、多くは 20-60 µm ほどであり、長さは直径より大きい (〜30倍) [1] [5] 。 細胞壁 に囲まれ、しばしば厚い粘液質を伴うため、触るとぬるぬるする [1] [5] 。 接合藻（せつごうそう）(英：conjugating green algae, conjugatophytes) は、ストレプト植物に属する緑藻の一群、またはこれに属する生物のことである。 無分枝糸状または単細胞性の緑藻であり、淡水域に極めて普遍的だが、陸上域に生育する種もいる。|ggy| tep| umf| yvn| hnz| jyd| iwg| prz| ziu| yze| tdm| bfy| suu| mca| sem| xvo| vmy| bxs| ckg| gmr| wfe| ibd| kgy| uju| bzl| qkh| pxv| zpi| djk| tlk| ybn| zna| ckf| uqc| yxt| hhz| teq| fpv| dqx| juu| xni| usj| ivw| eaz| ndi| hhf| cqf| rke| lui| xju|