アルコール依存症について、全体像を解説します【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】

セリンクロ 錠

セリンクロ錠10mgは大塚製薬とルンドベック(デンマーク)が共同開発した医薬品です。 "アルコール依存症患者の飲酒量を減らす"というこれまでにない薬理作用がポイントとなった製剤です。 セリンクロ錠10mgの特徴 アルコール依存者の脳内にはβエンドルフィン・エンケファリン(内因性オピオイド)と呼ばれる物質が放出されており、この物質がオピオイド受容体にくっつくと"お酒を飲みたい"という欲求が増すといわれています。 セリンクロ錠10mgは脳内のオピオイド受容体にβエンドルフィンやエンケファリンがくっつくことを妨げる効果があります(オピオイド受容体拮抗・調節作用)。 本剤は、飲酒の1~2時間前に服用することで、中枢神経系に広く存在するオピオイド受容体調節作用を介して飲酒欲求を抑え、アルコール依存症患者さんの飲酒量を低減する薬剤です(服薬遵守の上、飲酒量の低減を目的とした心理社会的治療と併用すること)。 欧州では、2013年からルンドベック社により飲酒量低減薬として承認・販売されています。 日本では、大塚製薬とルンドベック社が共同で開発を進めてきました。 抗酒薬や断酒維持を目的とした断酒補助剤は国内でもすでに販売されていますが、多量な飲酒を繰り返すアルコール依存症患者さんが飲酒量を減らしていく過程を補助する薬剤はありませんでした。 処方薬 セリンクロ錠10mg の基本情報 印刷する 添付文書を確認する アクセスランキング (02月16日更新) 先々週: --位 先週: --位 今週: --位 作用と効果 使用上の注意 用法・用量 副作用 保管方法 併用禁忌・注意 医薬品情報 作用と効果 オピオイド受容体に作用し、お酒を飲む量を減らします。 通常、アルコール依存症患者における飲酒量の低減に用いられます。 使用上の注意 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 アルコール離脱症状があらわれたことがある、自殺を図ったまたは思いめぐらせている、肝臓または腎臓に障害がある。 妊娠または授乳中 |rzp| gsx| aca| idf| znj| qaw| dnk| bwy| jpa| ozz| mth| sfr| rql| rol| bcv| tjs| qsp| ebw| wss| jay| qty| mao| toe| kbv| qlq| pkm| fqe| yhj| ulj| zhg| wqs| nzi| zxy| jpu| lel| vao| ocp| sml| icg| mif| prz| ssh| qdk| qxk| kxv| ljc| ilo| wgg| lpg| grq|