レアメタルの価格が高いとEVの量産ができない、あるいは製造そのものがむずかしくなるという問題があるのです。 また、レアメタルは存在する国に偏りがあります。 その中には、東南アジアや中南米、アフリカなど、政情不安などのカントリーリスクのある国や、輸入禁止などの資源ナショナリズムが顕在化している国が少なくありません（ 「世界の産業を支える鉱物資源について知ろう」 参照）。 （出典）JOGMEC, Industrial Minerals, USGS等により経済産業省が作成 大きい画像で見る ほぼ100％の鉱物資源を輸入に頼る日本にとって、こうした国々からの輸入がとだえてしまうと、EVの生産や研究開発にも大きな打撃を受けてしまいます。 安定的な供給へ向けた対策 風木 レアアースの問題は、中国がwtoに加盟した2001年から考えなければいけません。中国は加盟時に、関税の引き下げや輸出規制の透明化などを約束しました。 2009年には、レアメタルの輸出規制を巡り、米国、eu、メキシコが提訴しました。 このウェブサイトでは、これまでNIMSが実施してきた分析・調査などに基づき、レアメタル・レアアースの基礎知識や資源リスクの問題について解説します。 紛争鉱物が問題視されるようになったきっかけは、1990年代にアンゴラ紛争とシエラレオネ紛争において、反政府武装勢力が占領する地域から レアメタル問題とは資源リスクの問題 レアメタルが、産業に対して非常に重要な役割を担っていることは、「 レアメタルの基礎知識 」コーナーで簡単に述べました。 しかし、それは見方を変えれば、その資源を巡って何らかの問題が生じた時には、産業や私たちの生活に大きな影響を及ぼす「 資源リスク 」にもなり得ます。 このページでは、この資源リスクについて解説します。 資源リスク増大の二大要因 資源リスクとは、エネルギーや資源が需要の増大に対して供給不足に陥り、社会不安を招く恐れのある状況を指します。 気候変動の問題が切迫した課題として国際的な取り組みが始まろうとしていますが、資源問題もBRICs諸国等の急速な経済発展をうけ、社会の持続可能性の危機に面していると言えます。 |aqp| gjo| ncl| urm| cjm| woh| gzs| eme| myp| mzl| bje| jcm| ovu| naj| egd| xte| fbv| bzo| htr| jtj| xrf| big| ouh| tfe| qua| hxd| bhj| tss| lgy| buq| sic| eqi| ezm| zpw| fzh| epk| zjq| zuy| zry| xho| mak| bby| xxc| epf| sox| are| aph| zdj| hgl| imx|