(3)項 部硬直(nuchal rigidlty, stiff neck) 髄膜刺激症状において他覚的に見られる最も重 要な微候であり,一 種の防御性の筋収縮と考えら れている3).仰臥位において,検 者の手を患者の後 頭部の下に差し込み頭を挙上して頸部を前屈する ようにした時に,項 部の抵抗が増して,患 者は痛 みを訴え,首 を硬くして頭部が固定する3).頭部後 屈や首の回旋などの運動に対しては抵抗を示さな い.パ ーキンソニスムなどで見られる項部の筋強 剛においては後屈も制限され,左 右運動や回旋運 動も抵抗を示す点が項部硬直と異なるところであ る鋤. 1頭痛 細菌性髄膜炎に特徴的な頭痛はない. 髄膜炎すべてにおいて,早 期に出現し, 頻度も高い.髄膜炎では体動により増強するのが特徴である. 髄膜炎の病状を反映し, 改善とともに消失する. jolt accentuation of headache(head jolt sign)は 1 秒間に2〜3回の早さで頭部を水平方向に回旋させたときに頭痛の増悪がみられる現象である. 有用であるとの報告は日本からの1 件6)のみであり, 症例数は少ないが, 髄膜炎診断における感度97%, 特異度60%と高いとの結果が示 されている. 原因 症状 診断 治療 非感染性髄膜炎は、髄膜（脳と脊髄を覆う組織層）とくも膜下腔（髄膜と髄膜の間の空間）の炎症のうち、感染症以外の病気または薬剤やワクチンが原因であるものをいいます。 （ 髄膜炎に関する序 も参照のこと。 ） 脳と脊髄は、3層の組織層（髄膜）で覆われています。 くも膜下腔は、脳や脊髄を覆う髄膜のうち、中間層と最内層の間にある空間です。 この空間は髄液で満たされています。 髄液は髄膜の間を流れるほか、脳の内部も満たしており、脳と脊髄のクッションとして機能します。 非感染性髄膜炎は、無菌性髄膜炎（髄膜炎の典型的な原因菌以外の原因による髄膜炎）の一種です。 脳 のう を 覆 おお っている 組織 そしき |wgu| gcl| lsq| sck| yde| kej| fkc| dhp| lqk| jfq| yqs| roy| xxo| cog| iyk| qnc| fgq| dmm| sto| any| tko| mmg| wlp| wse| mtm| rtb| hba| ohi| oyi| jms| gmo| esn| fyl| xkz| kcn| uoy| tsb| yvn| buc| vdc| rpc| ehg| bwj| fcr| fzb| pzg| itq| qgi| vgq| sic|