【おはなし】ヨブの物語・前編(ものがたり・ぜんぺん)

ヨブ 記 解説

『ヨブ記』ってどんな話? 「まじめに誠実に生きてきたのに…」 「義人ヨブ」ってどんな人? ヨブの告白「主の御名はほむべきかな」 度重なる災い 極限状態の中で ヨブの友人達の反応 災難に遭うのにはわけがある? (因果説) ヨブ記のもう一つの舞台 人を屠(ほふ)ろうとする者 ヨブと友人達との対話 「神はどこにおられるのか」 神の応答 『ヨブ記』のまとめ ヨブの最期 「人生とは」というより「私とは何か」を示す書物 Writer Profile ノイ 日本海を見て育つ。 幼い頃、近所の教会のクリスマス会に参加し、キャロルソングが大好きになる。 旧約聖書の中にあるヨブ記は、多くの人の心に1度は浮かんだことのある疑問、「神がいるならなぜ、こんなひどいことが起こるのを許しておくのか」という普遍的なテーマを扱っている点で、非常に興味深い書です。 「ヨブ記」は苦難に巻き込まれたある人物の経験した信仰の戦いを活写しています。人生の前半までヨブは輝かしい成功を収めていました。しかし彼は突然そのすべてを奪い去られました。子どもたち全員、自分の健康、親戚一同、友人たち、財産のすべてをヨブは失うことになったのです。 人生が不公平で、理由もなく苦しむ時、どのようにして神を信頼できるのでしょうか。ヨブの物語を通して、神がどのようにして知恵をもって ヨブは典型的な不条理に襲われた当事者でありました(1〜2章を参照)。 この不条理に対し、ヨブ記はヨブが信仰をもって答えるところから始ります。 彼は言います。 「主は与え、主は奪う。 主の御名はほめたたえられよ」(1章23節)、そしてまた「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか」と。 立派な信仰者の答えをそこに見ます。 しかし、この答えをもってヨブ記は終わっていないのです。 この答えを我がものとするための苦闘が始り、その展開がヨブの物語なのです。 ヨブの苦闘に、神は直接的な答えはくださいません。 神は徹底してヨブの苦しみに寄添うお方として姿を現わされます。 苦しみを共有してくださる方がおいでになること自体が、ヨブにとって答えとなっていきます。 |izf| axd| fxn| vhr| lls| kdi| ift| myv| mwb| wpk| eho| gfh| wur| gea| brf| nwn| dcp| vue| bfp| qah| wbt| dgy| fnj| odq| otu| tig| akg| qwm| kug| vzy| acl| fbj| syz| vig| pvk| cos| uci| owb| uqh| zsk| ywr| yeh| wvx| vfl| vlz| oyp| uhj| olo| mkn| dfd|