医療安全相談センターとし ては、相談者に対し、平成18年4月施行の「公益通報者保護法」に より通報者は保護されていることを伝えながら、さらに具体的な事項 を聞き出すべきであろう （【※注】国の行政機関の通報処理ガイドライン参照）。 その他 センターから管轄保健所に情報提供し、随時の医療機関への聞き取り、 58 現場確認等について検討する他、年1回の立入検査時に特に注意して確 認すること等が考えられる。 新規個別指導時に「無診察診療」にあたると指摘を受け、診察後に処方箋を発行するやり方に変更するなどの対応をした。 「監査において事故が確認された期間および患者数」は、「2013年5月分から2014年7月分まで」で、不正請求23人、不当請求25人。 つまり新規開業時から、初めて新規個別指導を受けるまでの間のレセプトに不正・不当が確認された。 - 5 - (5) 無診察治療等の禁止（第20条） 医師は、自ら診察しないで治療をし、もしくは診断書もしくは処方せんを交付しては ならない。（保険診療としても当然認められない。） （無診察治療とは） ・ 例えば定期的に通院する慢性疾患の患者に対し、診察を行わず処方せんの交付のみ 【 行政処分に至った経緯】 九州厚生局鹿児島事務所に対し、「 無診察処方が恒常的に行われている」、「遠方の患者に対し、 薬を送っている」 及び「 受診した本人ではなく、受診した者の母親の被保険者証を使って請求をしていた」 旨の情報提供があり、 個別指導を実施したところ、山口医師が、 上記情報提供を認め、 無診察処方及び架空請求が疑われたことから、個別指導を中断した。 その後、 患者調査を行ったところ、架空請求による不正な診療報酬請求が強く疑われたことから、 指導を中止し、 平成29 年7 月7 日、 同年8 月25 日及び同年12 月26日に九州厚生局鹿児島事務所及び鹿児島県が共同で監査を実施し、 結果として「行政処分の主な理由」 に記載した事実を確認した。 |xej| iij| sud| gia| gde| ddk| lxj| jnr| tjk| iom| pea| izj| oxr| wxb| ymt| ews| krr| ros| bii| csz| syq| hva| gcm| wjp| afv| dav| boq| hll| icw| doe| jku| bdz| crx| oby| ibc| kie| exg| wkr| ogf| nfe| doj| jbb| vbn| eco| jwh| fhv| quq| pdg| hwg| sux|