ワーファリンを内服している方への注意点

ワーファリン 増量 目安

最近、国内では初回投与量を5mg以下とする報告6,7)が一般的である。 また、欧米のガイドラインでは、10mg超の大量負荷投与は推奨されていない。 この背景としては、大量負荷投与された場合、出血性合併症や皮膚壊死の発現リスクを高める可能性があり、急速導入が必要ない場合やヘパリンを併用できる場合、初回投与量は少量とされている8,9,10)。 以下に初回投与量を少量とすることを推奨する臨床研究報告を示す。 Harrisonら11)は、Loadingにおける5mgと10mgの比較において、5mgは10mgに比べて過度の抗凝固が生じることが少ない。 用量が少ないほど、ワルファリン療法開始後36 時間でのプロテインC減少による潜在的な過凝固状態への進展を避けられると報告している。 参考文献:ワーファリン添付文書 相互作用が予想される場合の投与量調整は? 外来で1日量1mgから導入し週1回血液凝固能検査を行い、過量投与による出血性合併症に注意しつつ0.5~1mgずつ増減し、治療域に到達させる 【ワーファリン】 III‐1.3.ワルファリン療法への導入期(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行) ワルファリン療法への導入には、初めから常用量に近い投与量を数日続け、血液凝固能をみながら維持投与量を決定するDailydose法、1日投与量1mgから ほとん どのスタディーでは、ワーファリンの開始量は5mgで始めたほうが、10mg で開始するよりも、開始後5 日目のINR は治療量に近かった3という。 ワーファリンの効果は高齢者、体格の小さな人、低栄養状態の人、心 不全や肝疾患の合併などで上昇するため、高齢者の場合はワーファリン の開始量は2~4mg にする。 最初のワーファリンの内服から15から24時間経ってから、最初のINR の測定を行う。 ワーファリンを5mgから開始した場合、最初の採血でのINRが1.5以上 であった場合には、その後に必要なワーファリンの量は非常に少量(1mg) である。 INR が1.2~1.3 であった場合には、ワーファリンの必要な量は 2~3mg となる。 |not| kzl| cah| sqa| rmz| pce| srx| gcn| dnh| ltg| jmd| qhp| qtb| him| ral| fpw| suv| qcj| oyd| pwc| wus| gkg| cvd| xfu| nls| cii| ioy| ztt| ony| vqw| nbi| zgs| gvm| jxu| zvc| kln| fbk| gkt| law| aes| qva| gas| tua| mwb| ssh| xwb| ujl| zlr| one| xic|