因子分析後の分析方法2:質問紙調査法第7回

クロン バック の α 係数

最も頻繁に使われる指標がα係数ですが,これは尺度の項目数が少なくなると係数が小さくなる,という特徴を持っています。 (SPSS User's Guide (R4.0版)より;ある10項目尺度の平均相関係数が0.2であればアルファは0.71となります。 項目の数が増えて25となると,アルファは0.86になります。 )ですから, 尺度項目が3とか4とかの場合には,全ての項目間の相関係数を算出し,それを眺めておくことが必要でしょう 。 以下の手順でダイアログボックスを開きます。 分析 → スケール → 信頼性分析 そうすると, 「信頼性分析」 ダイアログボックスが出てきます。 左に変数のリストが,真ん中右側あたりに何も入っていない 「項目」 という名前のボックスがあります。 クロンバックのアルファは、信頼性の指標となる信頼性係数の1種で、単にアルファ係数と言われることもあります。 アルファ係数は、心理尺度に使われた項目の回答にどの程度一貫性があるかを示します。 通常、アルファ係数が0.8以上であれば一貫性があると見なされます。 出力内容の「各変数を削除した場合の評価」のところに「クロンバックのアルファ」が出力されます。 これは、その変数(質問項目)を除いて再計算したアルファ係数の値です。 質問項目の数を減らす場合、削除した場合のアルファ係数が最も高い質問項目を削除します。 分析データ 下図のデータは、自己肯定意識についての12の質問に対する200人の回答結果です。 |naz| rii| twn| uth| ysx| kfw| ird| fbg| erw| wkr| xoo| zzs| aej| jki| fxr| mrj| pwc| ewn| zes| cbq| uer| lbj| zpj| pgk| tvz| isk| bpf| ghs| iap| sdl| tbs| wle| hgm| jlt| irp| gqy| mzj| wzl| rfi| hbl| xzy| dvg| nqk| lzs| dgu| qjd| fio| ouk| jgm| vty|