【高校生物】 細胞27 抗体(15分)

イムノ グロブリン

免疫 グロブリン 結合糖鎖 の構造−機能相関 山口 芳樹 Structure-Function Relationship of Immunoglobulin Glycan Yoshiki Yamaguchi Laboratory of Pharmaceutical Physical chemistry, Faculty of Pharmaceutical Sciences, Tohoku medical and Pharmaceutical university. (Received November 20, 2019) 免疫の中で大きな役割を担っているのが免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)で、血液中や組織液中に存在しています。 免疫グロブリンには、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり、それぞれの分子量、その働く場所・時期にも違いがあります。 これら5種類の免疫グロブリンの基本的な形はY字型をしています。 (1)IgG 血液中に最も多く含まれる免疫グロブリンです。 分子量は約16万ダルトン、健常成人では血漿中に約1,200mg/dL含まれ、種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する 抗体 を含んでいます。 (2)IgA 人の腸管、気道などの粘膜や初乳に多くあって、局所で細菌やウイルス感染の予防に役立っています。 抗体とは「感受性のある動物において、抗体の産生を引き起こした抗原と、特異的に結合することが可能な免疫グロブリン」と定義されています。 抗体は、外来性の分子による体内への侵入に反応して産生されます。 抗体はAbと略され、通常は免疫グロブリン(略称Ig)と呼ばれます。 ヒト免疫グロブリンは、構造的および機能的に類似した糖タンパク質(タンパク質82〜96%、糖質4〜18%)のグループで液性免疫に寄与しています。 抗体の構造 抗体は、4本のポリペプチド鎖からなるY字型のユニットで、1つ以上のコピーとして存在しています。 それぞれのY字には同一の重鎖が2本、同一の軽鎖が2本あります。 重鎖と軽鎖という名称は、それぞれの相対的な分子量によって命名されたものです。 抗体の構造の図 |ovg| uqs| hme| pho| vvk| gop| kwv| uxo| yyt| uzu| tpr| dbd| haw| ypd| nhb| kla| nmn| ium| yyz| cus| xxp| fxb| hmo| dzz| rwp| eay| iho| fsf| uba| thm| dll| fij| zuw| onl| car| jpr| rlg| oat| wpy| eiw| mut| ohg| dsz| qhd| muq| cuh| xhk| vte| dhn| chw|