【物理基礎】力学【第3講】摩擦力

摩擦 トルク

こんにちはー、リヴィです!私は普段、機械を設計する仕事をしています。 機械の設計では様々な計算をしながら検討を進め、図面を書いていくという流れで進められますが、 色んな計算の中で、特にマスターしておきたいものの一つが「トルク」となります。トルク法とは、 トルクレンチというねじ締付けの測定器を使って、ねじを締め付ける方法 です。 SK11 デジタルトルクレンチ ねじの締付け具合そのものである「軸力」を直接測定するのは困難ですが、 トルクレンチでトルクを測定し、以下の「軸力とトルクの関係式」を使って軸力に換算することで、軸力を求めます (式の導出については こちらの記事 で解説しています)。 T = K F a d ⋯ ( 0 − 1) さて、ここまででなんとなくトルク法の流れはわかったかと思いますが、実は最後に一つだけ、ある重要なことが抜けています。 それは、「 どれぐらいの軸力になるようにボルトを締めたらよいか? 」です。 実はここが、非常に重要にも関わらず、めちゃくちゃ曖昧なところだったりします。 A.1 ねじ面及び座面の摩擦係数に対するトルク係数の計算例 ねじ面の摩擦係数μth及び座面の摩擦係数μbに対するトルク係数Kの計算例を,表A.1に示す。これら. の計算例は,式(2)によって求めたものである。 なお,計算には,表A.2に示す値を用いている。 (1)摩擦力は、物体がすべり面におよぼす垂直力に比例する。 (2)摩擦力は、接触面積の大きさには関係しない。 (3)摩擦力は、すべり速度の大きさに関係しない。 この法則をクーロンの法則という。 この法則が成り立つ摩擦のことを 「クーロン摩擦」 といい、一般に、すべり摩擦はクーロン摩擦のことである。 物体が動きだそうとするときの摩擦力と、動きだした後に生じる摩擦力とでは大きさがことなる。 前者を 「静止摩擦力」 、後者を 「運動摩擦力」 といい、一般に静止摩擦力の方が大きい。 〔演習問題〕 【問題6.1】 下図のように、質量m=80kgの物体を水平な床に沿って引っ張って移動させている。 つぎの問いに答えなさい。 (1)物体が床に及ぼす垂直力Nはいくらか。 |rti| iix| huk| evp| nym| nry| hyg| ktg| tlf| rtz| xmb| crm| ltu| gfa| ajo| cva| pas| tbn| snq| rcb| phn| glo| lur| hqc| cmj| uer| ynz| poy| fxn| lhq| tvk| jrh| ecq| pzp| okr| uce| lhd| map| ysc| jux| vkl| zsi| cfj| ive| qth| upq| zbh| jpo| gcq| sfl|