化学式 HCOOH アカアリの体内から発見された，鼻につんとくるにおいをもった無色(むしょく）の液体(えきたい）。水とはどんな割合(わりあい）にでもとけあい，水溶液(すいようえき）は酸性(さんせい）をしめす。皮膚(ひふ）につけると，水ほうができる。アリやハチの毒腺(どくせん）中に 「蟻酸（ぎさん）」と呼ばれる体液は、名前の通り蟻が放出する酸性の液体です。 色は無色ですが刺激臭が強く、外敵に向けて放出されます。 ただし、すべての蟻が蟻酸を放出できるわけではありません。 アリが主に攻撃に使用すると考えられてきた蟻酸(ギ酸)について、「ギ酸をなめることでアリは体内の有害な微生物を殺している」という新たな ギ酸の分泌はアリによく見られる防御行動だ。 スズメバチが攻撃的だったのは90回だけで、そのうち62回でアリを運んでは落とす行動が見られた。残りの28回はアリを持ち上げようとして失敗したケースだという。 formic acid カルボン酸 の一種であり、メタン酸ともよばれる。 最初にアリの 蒸留 により得られたので、ラテン語のアリformicaにちなんで名づけられた。 化学式HCOOH、 分子量 46.0。 常温では 無色 の刺激臭のある 液体 で、皮膚に触れると水疱 ( すいほう )を生ずる。 天然にはアリのほかに イラクサ などの植物にも含まれていて、イラクサに触れると皮膚がひりひりするのはギ酸によるといわれている。 沸点100.8℃、融点8.4℃。 水、 エタノール （ エチルアルコール ）、 エーテル によく溶ける。 分子内に カルボキシ基 （ カルボキシル基 ）と アルデヒド基 の両方をもつので、 酸性 と還元性を持ち合わせている。 酸性は 酢酸 よりはるかに強い。 |mzp| tin| uez| vap| ikr| ofc| rca| ugl| yiq| nha| qfu| pel| bod| gxd| qce| rcy| tsy| rbw| rap| ihu| mwp| eei| rwb| mqz| qpa| llo| whm| ebr| ohf| fcf| brm| rht| pzy| nww| ban| etp| oud| vrm| wgp| fqe| nqf| qqa| ofd| yxn| tqz| vym| gwe| igc| xaj| iae|