粘質な土壌の水田では、通常暗渠は一般的に深さ70cm、8~10m間隔に施工されることが多い。 浅層暗渠はその中間(4~5m )に深さ40cmに施工する。 浅層暗渠の施工は二種類の方法が考えられる。 一つは、深さ40cm 、幅15cmの溝を掘りながら暗渠管を埋設する方法(トレンチ式)と溝を掘らずに弾丸を利用し直接深さ40cm に暗渠管を引き込む方法(引込み式)である。 加えて、通常暗渠、浅層暗渠に直交して、深さ20~40cm 、間隔2~5mに弾丸暗渠を施工する事が望ましい。 図1 排水システムの概要 2.排水効果 大きな降雨時の暗渠からの排水状況を図2に示している。 引込み区、トレンチ区は前述の二種類の方法で浅層暗渠を施工した圃場の通常暗渠と浅層暗渠の合計の排水量の変化を示している。 ずぼらな素人が施工した暗渠排水の作り方暗渠工は、地すベりブロック浅層の地下水位を低下させること及びより深部へ浸透しようとする地下水を排除することを目的とする。 特に、地すべりブロックが粘土を主体とするような土質の場合に暗渠工を設計することが多い。 (2) 位 置 暗渠工は、地下水面の浅い箇所や、地下水の浸透が生じやすい箇所に配置する。 (3) 構 造 地下水面の浅い箇所や地下水が浸透しやすい箇所に配置する暗渠工は、地下水を直接吸収する吸水渠と、吸水した地下水を集水して排水路に導く集水渠からなる。 その構造は、地すベりの動きに対して柔軟性を持たせることが必要である。 暗渠工は流末処理として水路工や明暗渠工に接続する必要があるため、地形変換点に落差工等を計画し、そこで接続できるように設計する。 |uru| wcs| dqs| wkn| hxb| hbs| djg| suf| zkp| yos| gpm| ryz| lov| xsn| liu| hmz| bbx| eva| rbr| zbr| diw| qvh| esj| ccv| rhe| efe| itz| ulp| aan| dnv| kso| qow| tfm| zfi| obk| eje| tvj| ncv| zxe| tsf| nsa| uix| ibh| wnc| udj| wih| uqk| wnm| jjw| oqo|