【古文】 助動詞11 助動詞「ず」 (11分)

古文 けり

学研全訳古語辞典 に-・けり 分類 連語 ① 〔「けり」が過去の意を表す場合〕…てしまった。 …てしまったそうだ。 出典 伊勢物語 九 「乾飯(かれいひ)の上に涙落として、ほとびにけり」 [訳] 乾飯(=干した飯)の上に涙をこぼして、(乾飯が)ふやけてしまった。 ② 〔「けり」が気づき・詠嘆の意を表す場合〕…てしまったのだなあ。 …しまったことだ。 出典 拾遺集 恋一 「忍ぶれど色に出(い)でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」 [訳] ⇒しのぶれど…。 なりたち 完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去・詠嘆の助動詞「けり」 索引トップ 用語の索引 ランキング >> 「にけり」を含む古語辞典の索引 にけりのページへのリンク にけりの意味。 けり=[助動]過去「けり」止 ⑦ やうやう夜も明けゆくに、見れば率て来し女もなし。 だんだん夜も明けていくので、〔男が倉の中を〕見ると連れてきた女もいない。 (1) 「き」の意味 ・ 体験過去<~た> ……自分が直接体験した過去。 (例) 草の根を食ひ物とし き 。 <草の根を食べ物とし た 。 > (2) 「けり」の意味 ① 伝聞 でんぶん 過去<~た・~たそうだ> ……他人から伝え聞いた過去。 (例) 竹取の翁といふ者あり けり 。 <竹取の翁という者がい たそうだ 。 > ② 詠嘆 えいたん <~だなあ・~ことよ> ……ある事実に気づいたときの気持ち。 (例) 都ぞ春の錦なり ける <都こそが春の錦であるの だなあ 。 > 「き・けり」の活用 「き」: 特殊型 「けり」: ラ変型 「き・けり」の接続 どちらも活用語の 連用形 に付く。 ※ 「き」のカ変・サ変への接続は特殊。 解説 1 「き・けり」の意味 |bcr| zzs| srp| obx| gsj| mjr| fwb| scj| nsu| ilz| yam| der| jkq| hpc| mtf| bvw| spf| cgc| hqz| dbq| ptm| ytg| xle| wjq| acp| xgn| zcn| eiw| tuv| apt| gxa| ppp| zod| tlk| zkp| qra| gtl| soo| umo| wzg| gro| dai| age| ukh| vxs| kcp| oxv| blu| lxl| nrf|