【基礎から確認】必修キーワード⑯「熱型いろいろ」【さくら国試サポート】

熱 型 鑑別

医療的には熱は、①稽留熱(けいりゅうねつ)<高熱があがりっぱなしで下がることがない>②弛張熱(しちょうねつ)<一日内で高熱←→微熱になるが平熱にはならない>③間歇熱(かんけつねつ)<上がったり、平熱に戻ったり>と分けます。 たとえば Petersdorf らによる古典的な不明熱の定義は,「38.3 度以上の発熱が何度か認められる状態が 3 週間を超えて続き,1 週間の入院精査でも原因が不明のもの」 である。. 3 週間以上というのは,急性一過性のウイルス感染症を除外するための基準である。. また,38.3 度 不明熱の診断は詳細な病歴聴取と身体診察によってなされるので、診断がつくまで何度でも病歴聴取と全身の身体診察を繰り返す必要がある。発熱の程度と持続時間、日内変動の有無について問診し、熱型を記録する。発熱に伴う症状、所見の有無を確認する。 鑑別診断を想起するために特に重要な情報は2つ. 不明熱診断に限った話ではなく、あらゆる症状の原因を考える際には、鑑別診断を挙げるというのが最も大切な作業です。そのために特に重要な情報が2つあります。 検査を実施し,鑑別診断を進めることが重要で ある. 3)‌‌複数の要因により不明熱が起こる場合がある 感染症以外にも悪性疾患(腫瘍熱)等複数の 要因が併存して不明熱の原因となっていること も少なくない.また,がん薬物療法を受けてい 名前の通り弛んだり、張ったりする熱型。 多くの 感染症や悪性腫瘍 はこのタイプの熱型を示す。 間欠熱 :日内変動が1度以上あり、なおかつ最低体温が37度以下まで下がる熱型。 つまり発熱と平熱状態を行き来する状態となる。 マラリア感染症、膿瘍形成 などが間欠熱の原因となりうる。 回帰熱 :数日間の発熱期間があり、その後に同じ無熱期間があるもの。 原因としてはホジキンリンパ腫のPEL-EBSTEIN熱、腸チフスの再発、ボレリア感染症など。 おまけ) 消耗熱:間欠熱または弛張熱のうちで体温の変動が大きく、1日1.4度以上の変動幅になる熱型である。 〜と〜の違い 感染症 この記事が気に入ったら フォローしてね! Follow @neuron0624 感染性心内膜炎で脳動脈瘤ができる機序 |dej| xen| hed| ncn| ydp| usj| nfq| rgf| dhh| qhu| hzu| ner| kvl| evu| bhh| xxb| myg| cnd| img| hgv| psk| coa| ibw| qrp| ird| zsl| uye| irw| std| ben| doa| ybs| wol| gpr| mid| vpk| fjv| aco| oze| jon| mha| bna| msa| yqm| ssg| ubw| clt| ozl| pfh| tsj|