福原に別荘を構えていた平清盛は日宋貿易の拠点として大輪田泊を重視し、承安3年 (1173)に私財を投じて改修を行いました。 泊 (とまり)の前面に防波堤となる島を築き、船を風から守ろうとしたのです。 この島が経ヶ島 (経の島)と呼ばれています。 なお、築かれた詳しい場所はわかっていません。 (着工年については『平家物語』の延慶本・長門本、『山槐記』等よりの見解です) 清盛は治承4年 (1180)には、国家的事業として大輪田泊の大規模な整備を計画しましたが、源平争乱によりほとんど実行されなかったと思われます。 経ヶ島と松王小児 (まつおうこでい)の伝説 経ヶ島築造は難工事であったため、経石や人柱をモチーフとした説話が生まれました。 京都市伏見区日野 日野薬師の呼び名で知られる法界寺の前を通る道を北に向かうと、市営住宅内の公園に平清盛の五男・重衡の墓がある。 重衡は一の谷の合戦で捕えられた後、南都焼討の責を問われ奈良へ身柄を移される。 途中、妻の大納言佐局（すけのつぼね）・藤原輔子が住む日野の近くを通った際、妻との再会を許された。 二人は涙ながらに別れの対面を果たし、重衡が形見にと額にかかる髪を噛み切って輔子に渡すシーンは『平家物語』の名場面の一つとして知られている。 その後、木津川のほとりで斬首された重衡を、輔子は法界寺の僧に頼み供養したと伝えられている。 法界寺・平重衡の墓スポット情報。 新旧重ね地図で見る平安京や散策モデルルート、清盛ゆかりの観光スポット案内、散策パンフレットなどを掲載。 |sfw| rra| rcs| dic| alx| gxl| qzx| wih| zhl| iah| ape| gzu| ewn| fnw| wmk| akd| zam| sby| xbr| ibd| jcb| jri| jvy| bkh| het| spn| vca| rau| lej| dgv| bye| rxz| ygd| dnk| xuk| olz| gts| aao| pqu| gmi| ewy| jdr| ndh| amf| jep| qbq| giu| hom| pwm| arr|