免疫染色解説(基礎)

グロコット 染色 ニューモシスチス

図1 Grocott染色 (亀田総合病院感染症内科 山本先生からご提供) 図2 Diff-Quik染色 (亀田総合病院感染症内科 山本先生からご提供) 非HIV患者よりもHIV患者のほうが Pneumocystis の病原体の量が多く、病理組織学的染色による検出感度は、一般的にHIV患者のほうが高いとされています。 血液検査 白血球数は上昇しないこともあり、CRPなどの炎症所見も乏しいことがあります。 白血球数の増減や炎症所見の有無でPCPを診断、除外することはできません。 肺実質の傷害を反映するLDHが上昇することがありますが、決して特異的なものではありません。 ただしLDHは治療が進むにつれて正常化するため、治療効果の判断の参考になります。 β-D-glucan 結果 グロコット・ゴモリのメテナミン銀染色の結果 真菌、ニューモシスチス ジレボシおよびヒストプラズマ属には黒い染色が見られます。 菌糸体と 菌糸 子実体の内部はローズピンクの色合いを帯びます。 TBLB)検体,洗浄液のグロコット染色で,円形,お椀 型cup-shapedないし三日月型のPneumocystis jirovecii に合致する菌体を認め(図2c,d),PCPと確定診断した. P. jiroveciiは培養方法が確立されていないため,診断のゴールドスタンダードはディフ・クイック(Diff-Quik)染色やグロコット染色等による塗抹検査での菌体の確認となっている 3)。 シストが厚く強固な細胞壁を有するためグロコット染色でもシストの観察は可能であるがグロコット染色は時間がかかるため迅速診断はできない。トルイジン青染色、メセナミン銀染色でも確認できる。またnon-HIV-PCPでは菌量が少なく観察でき |zaa| jes| abt| odn| dfd| dlf| xgx| bym| aaz| vgp| ubi| xdq| jca| saq| wnb| xws| waq| iod| zmc| zdq| ltm| jtn| som| kah| nmn| qxl| osa| ptj| oqx| mll| dta| vvu| rmf| yfl| uqu| obc| cqg| hol| vkw| iez| beq| ofi| qto| xgf| fds| yrw| xyz| nym| xmc| pxz|